自動車保険でよくある保険料払い過ぎ・損をしやすい9つのパターンとは?

2021年10月13日保険の豆知識

 

自動車保険でよくある保険料払い過ぎ・損をしやすいケースとは?

保険料を払いすぎたと感じるときは契約内容変更が生じた時が多いです。保険種目の中で契約内容変更が最も多いのは自動車保険です。従いまして、損・得が最も起こりやすい保険と言えます。

生命保険においては法人⇔個人の契約者変更や保険金受取人変更を除けば被保険者等の変更はできませんので契約は長期にわたりますし、火災保険においては転勤が多い方を除けば頻繁に物件を買い替えることもありませんから1年間に契約変更することは殆どありません。

これらに比べ自動車保険は1年間に複数回契約内容変更する場合があります。保険料も契約内容変更に伴って変更になりますから契約内容変更通知を忘れていると事故の時に補償されなかったり、保険料の払い過ぎに気付かず満期更新を迎えてしまうケースもあります。

ご加入先に遅滞なく契約内容変更を通知されると年払であれば差額保険料が返戻されますし、月払であれば翌月から差額分の保険料がお安くなります。このセクションでは、保険料払い過ぎが起こりやすい例と対応・契約内容変更方法を紹介します。

20歳の同居の子が21歳になった

A.全年齢補償→21歳以上補償に変更すると保険料はお安くなります。

20歳未婚・同居の子が別居して独り暮らしをはじめるが、帰省時には時折運転する

A.運転者条件は同居時は全年齢補償ですが、別居時に35歳以上補償に変更すると保険料は随分とお安くなります。お子さまは別居の未婚の子にあたり、35歳以上補償では別居の未婚の子は記名被保険者に含まれるので補償されます。

夫婦2人の生活だが、20歳・別居の未婚の子が夏休みで帰省、1ヶ月後に帰宅した

A.先ず運転者条件35歳・本人夫婦限定を帰省時に35歳以上補償に変更、次いで1ヶ月後の帰宅以降は35歳・本人夫婦限定に戻します。変更は1ヶ月間でも大丈夫です。払い過ぎず適正な保険料になります。

被保険者が65歳になり保険料が上がった

A.被保険者年齢が高齢になればなるほど保険料は高くなります。お子さまが同居しておられたら、被保険者を子に変更すると保険料はお安くなる場合があります。

契約時は夫婦ともに運転免許証はブルー、1ヶ月後に妻がゴールド免許証になった

A.予めゴールド免許証になることが分かっていれば、先ず月払・ブルーで契約します。次いで奥さまがゴールド免許証になった時点で解約、改めて被保険者は奥さま・ゴールド免許証で契約し直します。ブルーとゴールドの差額保険料が11ヶ月分お得になります。

夫婦別々で月払で契約していたが、代理店から2台まとめるとお得だとすすめられた

A.月払契約は年払契約に比べ分割割増5%が加算されますが、2台まとめると月払契約でも分割割増5%は加算されなくなることに加えて、2台まとめると多数割引3%も適用できるので保険料はお安くなります。

在宅勤務になりマイカー通勤しなくなった

A.使用目的を通勤→日常レジャーに変更すると保険料はお安くなります。

20歳の同居の子が車を買い、増車した

A.お子さまが新規で自動車保険に加入するより、親さまの等級をお子さまにあげ(継承し)、親さまが新規で加入(等級シャッフル)した方が家族合計の保険料はお得になります。親さまの契約が11等級以上であれば保険料は更にお得になります。

車を購入する際に、自動車保険も購入店に切り替えるとワンストップサービスか可能になるとすすめられ、解約して購入店で加入し直した

A.注意点が2つあります。1つ目は年払契約の解約返戻金についてです。年払契約ですと解約は短期率を用いますから解約返戻金は「(年払保険料÷12)×残りの月数」にはならず、割損になり不利益を被る可能性があります。

2つ目は等級の進行です。途中解約して契約し直すと等級は当該年度の同じ等級で契約しますので、等級進行が遅れ不利益を被る場合があります。購入と同時に自動車保険も切り替える際はこの2点を承知する必要があります

この2点を解消するには購入店が自動車保険切り替えを満期まで待っていただけると良いですね。

損害保険編まとめ

ご契約者の中には頻繁に契約内容は変更できないと勘違いしていたり、連絡するのが面倒で忘れていた方もおられます。運転者条件はじめご契約時と少しでも内容変更が生じたら直ぐにご加入先に通知および相談し、損をしない適切な保険料にしましょう。

生命保険の払い過ぎ・損してしまうケースについてはこちらをご参考にしてみてください。

火災保険の払い過ぎ・損してしまうケースについてはこちらをご参考にしてみてください。